地盤材料試験の技能試験
地盤材料試験の技能試験 参加機関募集【2023年度】
主催:土質試験品質確保機構 時期:2023年8月(募集開始)~2024年1月(試験結果報告書の配付)
後援:一般社団法人 全国地質調査業協会連合会
地盤工学会主催の技能試験実施委員会(委員長:日置和昭 大阪工業大学教授)が2021年度で終了し、2022年11月に同委員会ワークショップが開催されました。そのワークショップ前後で、地盤材料試験の技能試験の継続や自主的に技能試験を行う際の試料提供を求める意見がありました。これらの意見を受け、土質試験品質確保機構が主催し、ジオ・ラボネットワークが支援する形で地盤材料試験の技能試験を再始動することといたしました。
「地盤材料試験の技能試験」では、参加した試験機関はプロバイダー(土質試験品質確保機構)から配付される均質な試料を用いて試験規格(JIS)に従って試験を実施し、試験結果を報告して頂きます。土質試験品質確保機構ではその結果を集計・整理・分析して、各機関の試験結果が全参加機関の中でどのような位置にあるかを統計処理し、zスコアとグラフ上で表示しお知らせします。
また、参加機関には技能試験実施上の課題や活用方法、試験項目ごとに試験者や試験装置・器具の状況、試験方法の問題点などをアンケートし集計したものもお知らせします。試験機関は、これらの結果を使って自己の試験技能・試験器具の管理・確認・改善、試験技能の客観的評価(他機関との比較)や自社の技術者教育(試験技能の向上)等に役立たせることができます。
他の試験機関の中における自己の試験技術を評価できるこの企画「地盤材料試験の技能試験」に奮ってご参加ください。
日程(予定)
- (1) 試料の配付:10月中旬(注:試料配付日は,事前に連絡します)
- (2) 試験の実施:10月中旬~2週間
- (3) 試験結果の報告期限:10月31日(火)※PDFにてデータの提出をお願いいたします。
- (4) 技能試験結果報告書の配付:2024年1月31日(水)
認定試験の内容
- ・土粒子の密度試験 (JIS A 1202-2020)
- ・土の含水比試験 (JIS A 1203-2020)
- ・土の粒度試験(沈降分析を含む) (JIS A 1204-2020)
- ・土の液性限界・塑性限界試験 (JIS A 1205-2020)
2種類の粘土試料を予定
参加費
25,000円
1試験のみ参加の場合も,同額とさせて頂きます。
なお、納入後の参加費の返却はいたしかねます。何卒ご了承いただければ幸いです。
※ご注意・・・技能試験データ提出日までにお振り込みが確認できない場合、技能試験データの受取りが出来ませんのでご注意願います。
参加申込締め切り日
2023年9月27日(水)
参加申込方法
問合せ先:〒566-0042
大阪府摂津市東別府1-3-3
協同組合関西地盤環境研究センター内
土質試験品質確保機構
担当:中山 義久
アドレス:
TEL: 06-6827-8833